Ensenso XR シリーズ

組み込み 3D-Vision

オンボード処理搭載のモジュール型 3D カメラシステム

Ensenso XR シリーズは、Ensenso X シリーズの柔軟なモジュール型設計と、組み込みシステムのメリットを組み合わせています。システムオンチップを内蔵した新しい強力な XR プロジェクター装置が画像データを独立して処理するので、カメラから直接 3D データを使用できます。XR シリーズの 3D パフォーマンスは、強力な Core i7 デスクトップ CPU のそれに匹敵します。計算負荷の高い計算はカメラ側に移され、強力な産業用 PC で処理する必要がなくなります。さらに、高解像度 2D RAW データではなく、3D の結果データを転送するので、ネットワーク負荷が減少します。特にマルチカメラシステムの場合、新しい XR シリーズの機能からリソース節約というメリットを受けられます。

3D ビジョン

ギガビットイーサネットインターフェース

FlexView2

100 W プロジェクター電源

可変ベースライン

CMOS センサー

トリガー&フラッシュ

保護クラス IP65/67

内蔵 Web サーバー

オンボード処理

Made in Germany

組み込み前面ライトは、作業環境や 2D カメラ画像の画質の校正をサポートします。GigE データ接続のほかに、WiFi の追加も予定され、配線が困難またはコストがかかる状態で一時的にデータやパラメーターにアクセスする場合に非常に便利です。

X シリーズと同様に、XR シリーズは選択した GigE uEye カメラモデルと、お使いの要件にカスタマイズした 3D カメラシステムに合わせて柔軟に調整できます。さまざまなベースラインと焦点距離で 5 m を超える動作距離を実現し、荷物を満載したパレットや部屋全体など、体積が数立方メートルの物体を撮影できます。最初の Ensenso XR モデルは Sony 製 1.6 MP センサーを搭載し、IP65/67 等級で、塵埃、水滴、洗剤、および光学機器の想定外の移動から保護されます。

Ensenso SDK

Ensenso XR 3D カメラシリーズのモデルも、Ensenso SDK によって簡単にセットアップして操作できます。Ensenso カメラ選択ツールで、用途に適したモデルを選択できます。

Ensenso SDK 3.3 のリリース以降、Ensenso PartFinder を使用して、ユーザー固有の CAD ジオメトリに基づいて 3D 点群から物体の位置を特定することもできます。ソフトウェアモジュールを使用するには、別途ライセンスが必要です。ツールの機能や、アプリケーションにおけるメリットについて、ビデオでご覧ください。

ENSENSO 選択ツール

Ensenso カメラ選択ツールで、コンポーネントを簡単に選択できます。作業条件を入力すると、オンライン構成ツールから、用途に最適な Ensenso システムが提案されます。