

IDS NXT
We make AI Vision easy!
インテリジェントなカメラを簡単に使える
オールインワンソリューションの IDS NXT ocean には、独自の推論カメラを作成するために必要なすべてが備わっています。適用分野に集中しましょう。カメラには、ディープラーニングから獲得した「知識」を新しいデータに適用する能力があります。画像分析の設計やプログラムに頭を悩ませることはありません。IDS NXT ocean があると、ディープラーニングを使いやすくなります。画像を直感的に操作して、独自のニューラルネットワークを IDS NXT 産業用カメラに直接ロードします。AI が画像処理の適用を瞬く間に引き受けます。
シンプルなワークフロー
画像撮影から AI のトレーニングの処理、最終的に機能する推論カメラまで、わずかな手順で進められます。IDS NXT ocean のすべてのコンポーネントは最適な方法で組み合わされ、ワンストップソリューションとなっています。これでユーザーにとってきわめて簡単で便利になります。
取得
トレーニング画像を作成して IDS NXT lighthouse にアップロードする
ラベル付け
ラベル (「良」「不良」など) を割り当てて AI が知識を学習できるようにする
トレーニング
次に、ニューラルネットワークの完全自動トレーニングを開始する
AI の実行
トレーニング済みニューラルネットワークをカメラで実行してアプリケーションを開始する
独自の AI アプリケーションをほんの数ステップで実現
従来の画像処理と比較して、人工知能にはどのような可能性があるでしょうか。また、どのようにしたら、インテリジェトなカメラをほんの数ステップで独自のアプリケーション向けに設定できるでしょうか。ディープラーニングベースの画像分析を備え、推論時間でわずか数ミリ秒の IDS NXT ocean があれば、簡単に実現できることをご紹介します。このとき特別な知識を習得する必要はありません。AI 画像処理ソリューションの実装に必要な情報はすべて揃っています。
エッジデバイスの AI をファクトリーオートメーションにも活用
ファクトリーオートメーションでは特に、画像処理タスクをそれ自身が実行し、結果をマシンおよびコントローラーと直接交換できる、強力な組み込みビジョンシステムが大きなメリットとなります。OPC UA を利用することで、IDS NXT カメラはインダストリー 4.0 システムに容易に統合できるうえ、AI 対応エッジデバイスとして、後続のプロセスを直接トリガーできます。総合的な AI ソリューション IDS NXT ocean により、ニューラルネットワークのトレーニング、カメラの設定、完成した推論ソリューションの OPC UA 対応産業アプリケーションへの統合には、プログラムコードの作成は一切不要です。きわめて実用的です。
AI を見て理解して、評価する
うまく調整されたソフトウェアツールを使って、経験のないユーザでも IDS NXT AI プラットフォームを直感的に操作できます。アテンションマップが、AI の動作や、意思決定の根拠となった画像特性を視覚化します。誰にとってもわかりやすく説明されるので、データ操作やバイアスをすばやく特定できるようになります。トレーニングされた分類器の品質も、混同行列を利用して容易に評価でき、体系的な再トレーニングで向上できます。このように、IDS NXT ocean は AI ビジョンアプリケーションの全開発プロセスをサポートし、IDS NXT ocean は画像処理アプリケーションの全開発プロセスをサポートします。

コンパクトな産業用カメラが実現する、高速推論プラットフォーム
推論カメラは、ディープラーニングから獲得した「知識」を新しいデータに適用できます。このパワフルなハードウェアとソフトウェアで、卓越した組み込みビジョンプラットフォームが構成され、PC 機器の追加が不要なので、スペースとコストが節約されます。IDS が開発した特別な AI コア「deep ocean core」は人工ニューラルネットワークの実行にハードウェアアクセラレーションを適用するので、推論時間を数ミリ秒に短縮できます。推論カメラのパフォーマンスは、精度と速度の面で最新のデスクトップ SPU に匹敵しますが、消費電力ははるかに少なくなっています。
IDS NXTカメラは、パワフルで柔軟性があり、コスト効率が高く、使いやすいカメラです。
クラウドベースのディープラーニング向けトレーニングソフトウェア
簡単に使える IDS NXT lighthouse Web アプリケーションを使って、IDS NXT カメラ向けの独自のニューラルネットワークをわずか数分で作成できます。ディープラーニングの知識やプログラミングのスキルは一切不要です。既存のビジョンアプリを物体の分類や検出に使用する場合など、人工知能をトレーニングするために必要なのは、分野知識とサンプル画像だけです。Web アプリケーションはドイツにあるクラウドサーバー上の AWS でのみ実現されています。つまり、自分でインストールするものは何もないのです。すべてのデータと画像は、厳密にセキュリティ保護されたドイツのデータセンターに保管されます。


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完全な AI パッケージを利用
IDS NXT ocean Creative Kitには、アプリケーション用の推論カメラをセットアップするために必要なものがすべて揃っています。
- 6 MP Sony 製カラーセンサー搭載の IDS NXT rio カメラ
- ギガビットイーサネットケーブル
- カメラの電源 (アダプター付き)
- カメラのスタンドアダプター
- 高品質 16mm IDS レンズ
- IDS NXT lighthouse の 6 か月間使用ライセンス
今すぐIDS NXT ocean Creative Kitを注文して、AI を簡単に使えることを確かめましょう。
IDS NXT 2.6 - App your camera!
本ソフトウェアリリースは、アプリ作成の簡略化を重視しています。開発プロジェクトの開始は、プロジェクトの実現にあたって最も大きな難題となりがちです。IDS NXT lighthouse の新しいユースケースアシスタントにより、ユーザーはわずか数ステップのガイダンスを受けながらビジョンアプリ全体を構成して、IDS NXT カメラ上で直接実行できます。これもまた新機能であるブロックベースエディターで、ユーザーはプログラミング知識がなくても、独自に物体認識や分類など、AI 画像処理機能のプログラムシーケンスを開発できます。

ユースケースアシスタント
ユースケースアシスタントで、プロジェクトに適したユースケースが選択できます。インタビュー形式で、質問とヒントにより、ビジョンアプリプロジェクトの作成プロセスがウィザードでガイドされ、プログラムコードが作成されます。プロセス中に、アシスタントは既存のトレーニングプロジェクトとビジョンアプリプロジェクトをリンクするか、必要に応じて新しいトレーニングプロジェクトとデータセットを IDS NXT lighthouse に作成します。

ブロックベースエディター
モジュール形式のブロックと直感的なユーザーインターフェースで、特定のプログラミング言語の構文を知らなくても、AI ベースの画像処理 (物体検出や分類など) を使用して、独自のプロジェクトを個々のビジョンアプリとして実現できます。この場合、ビジョンアプリプロジェクトをユーザー自身で作成し、ループや条件文などのプロセスを含む、コードエディターの定義済みブロックを使用してアプリをグラフィカルに構築することが可能です。

混同行列
IDS NXT lighthouse の [トレーニング] タブの [トレーニングセッション] 領域で、バージョン 2.6 でトレーニングした分類ネットワークの混同行列を表示できます。混同行列は分類ネットワークのパフォーマンス評価に適しており、テストまたは検証データが割り当てられたラベルに対してどのように分類されるかを示します。

IDS NXT cockpit でのマルチカメラサポート
複数のカメラについて、カメラのステータス、画像、結果を 1 つの画面で確認し、アプリケーションについて最新の状態を維持できるようになりました。さらに、ログインなどの設定情報を保存してすぐにアクセスできます。
IDS NXT チュートリアル
自分のアプリケーションを作る
IDS の YouTube チャネルには、IDS NXT AI 完備のソリューションの可能性と特徴を紹介した多数の役立つ動画が公開されています。ディープラーニングの基礎から物体検出などの AI アプリケーションの実装、IDS NXT のファクトリーオートメーションへの統合まで、さまざまです。弊社では動画を続々と公開しています。チャネルをフォローして、今後の新しい動画をぜひご覧ください。