完璧な適合性
USB3 uEye 3240LEで本格的なバイクフィッティング
痛みを減らし、最高のパフォーマンスを!バイクフィッティングは、サイクリングの世界では魔法の言葉です。すべてのサイクリストに対して最適な乗車位置を見つけ出すのがバイクフィッティングの目的です。これを行うことで、バイクフィッターは背中や脚、手の不快感や痛みを後々導くような問題点を正確に特定することができ、自転車とサイクリストが完璧にフィットすることを確実にします。バイクフィッティングでは、ビデオ分析が重要な役割を果たしています。
GeBioM mbH Münsterでは、gebioMizedブランドの元、バイクフィッティングに取り組んでいます。GP BikeViewシステムは、ペダルを踏む動作と姿勢を解析するために、特別に開発されました。固定された自転車のペダルを漕ぐサイクリストの様子を、横と正面から130万画素のIDSカメラ2台で記録します。正面のカメラで膝の動きを、横のカメラで姿勢が歪んでいないかを確認します。
用途
撮影された動画素材は、骨格や柔軟性など、すべての身体的要求を考慮して分析されます。動画分析ソフトウェアはgebioMizedが開発し、動画上で直接分析モジュールを表示することを可能にしています。例えばグリッドや測鉛線、セグメント角度を画像に付加することができます。これにより、それぞれの体勢や関節角度を正確に捉えることが容易になり、下肢軸での悪い姿勢やペダル調整なども可視化されています。
これにより、それぞれの体勢や関節角度を正確に捉えることが容易になり、下肢軸での悪い姿勢やペダル調整なども可視化されています。
また、画像を拡大することも可能で、ビデオスピードも調整できます。4つのビデオまたは画像を同時に表示できるオプションにより、違った視点や調整も比較できるようになります。解析結果に基づいて、バイクフィッターは人間工学的に最適な着座位置を見つけるまで、高さとサドルの傾き/ハンドルバーを調整します。個々の自転車の部品も、必要に応じてより適したモデルに交換されます。一度フィッティング工程が完了したら、すべての解析データはまとめられ、レポートに記録されます。関連する身体の角度や関節軸といった重要な事実もまた、グリッドや基準線を利用して可視化することができます。
新しい自転車を作りたいと希望する誰もが、gebioMizedバイクフィッティングシステムを利用することが可能です。フィットバイクは、自転車のフレームや部品による制限なく、生体力学的に最適な着座位置を見つけ出すことを可能にし、競技スポーツやリハビリテーションといった分野で、計り知れない利点をもたらします。
gebioMizedの顧客は、主にスポーツセンターで、同様にスポーツ用品店や大きな医薬用品店です。「この市場は成長市場で、弊社はこの成長に合わせて常に製品を開発しています。」と、gebioMizedのプロダクトマネージャーDieter Schulte氏は語り、加えて「成長市場に合わせた開発をするためには、柔軟に利用可能な信頼性のある製品を見つけることが重要となります。弊社は、IDS社のUSB3 uEye LEカメラシリーズに完璧な産業用カメラを見い出しました。IDS社のカメラは、直感的に操作でき非常に簡単に弊社のシステムに統合できました。IDS社のソフトウェアパッケージを利用することで、カメラのインターフェース変更も問題なく完了することができました。
」少し前に、gebioMizedはUSB2.0 uEye カメラからよりパワフルなUSB3.0インターフェースのモデルに変更することで、高い転送レートを活用しシステム全体の性能を向上させることができました。。インターフェースの変更は、海外からの需要増にも起因しています。特にアメリカでは、USB3.0を採用する顧客が増えています。
ソフトウェア
全IDSカメラ共通のソフトウェアパッケージは、スムーズなモデル移行において重要な要素となっています。無償のIDSソフトウェアスイートは、インターフェース(USB2.0、USB3.0、GigE)が混在しているシステムでも使用することができるため、異なるインターフェースのカメラに容易に切り替えることができます。すべての必要なドライバーは、カメラがPCに接続されてからロードされます。その結果、ソフトウェアアップデートにより、いつでも機能の拡張が可能になります。
また、カメラの実装や画像取得の参考となるでもプログラムをC、C++及び VBのソースコードでご用意しています。お客様は、デモプログラムを必要に応じて変更したり、プログラミングに利用することが可能です。IDSソフトウェアパッケージには、HALCONやMERLIC、Common VisionBloxやLabVIEWなど、よく知られているマシンビジョンライブラリのためのインターフェースも沢山含まれています。
産業用カメラ
geBioMizedがカメラを選定する際の決定要因は、高い転送レートのほかに、サイズや価格、長期的な安定供給でした。IDS社のUSB 3 uEye LEシリーズは、これらすべての基準を満たしています。費用対効果が高く省スペースなカメラはあらゆる用途に最適で、C/CSマウントにも対応しているため、広角レンズ利用も可能となります。
geBioMizedで利用されているUSB3 uEye 3240LEモデルは、e2v社製1.3MPのCMOSセンサーを搭載した非常に強力な産業用カメラです。このセンサーは、IDS製品の中で最も感度の高いのセンサーのひとつで、フル解像度での撮像時、毎秒60枚の画像取得が可能です。また追加機能として、最大4つのエリアを撮像できるAOI(Area of Interest:関心領域)を設定することができ、さまざまな機能を備えています。ユーザーが、同時にいくつかの機能を確認したり、AOI で露出やゲインなどの異なるパラメータセットを利用して撮影したりすることを可能にします。
サイクリストの乗車位置の最適化は、決定的なパフォーマンスの向上を実現し、とりわけ競技種目において、成功と失敗を分ける重要な要因になります。また、ある利用目的に特化した自転車、特にトレーニングバイクなどは、リハビリテーションによる身体機能の回復に大きな効果が期待できます。要するに、痛みを減らし、より好ましいコンディションを獲得することは、スポーツと治療の両方の観点から、高いパフォーマンスとさらなる成功をもたらします。It's so easy!
USB 3 uEye LE - 手頃な価格の省スペースなプロジェクトカメラ
使用されたモデル: UI-3240LE-C-HQ
カメラファミリー: uEye LE
geBioMizedについて
geBioMizedは、GeBioM社のトレードマークで、個人向けのサイクリング製品を表しています。ブランド名は社名の”GeBioM”と”customized”の組み合わせから出来ました。GeBioMは、10年以上にわたり、生体力学の分野で活動しています。ミュンスター大学のスポーツサイエンス学部から始まり、GeBioMはスポーツサイエンスにおいて有能なパートナーです。10年以上のサイクリング研究は生体力学と科学的知見の豊富な蓄積となり、geBioMized製品の開発に活かされています。
www.gebiomized.de/en