新しい IDS NXT ソフトウェアリリースのテーマは「App your camera!」
AI ビジョンシステム IDS NXT 向けの最新ソフトウェアリリース 2.6 は、主にアプリ作成の簡略化を重点としています。開発プロジェクトの開始は、プロジェクトの実現にあたって最も大きな難題となりがちです。IDS lighthouse の新しい「ユースケースアシスタント」により、ユーザーはわずか数ステップのガイダンスを受けながらビジョンアプリ全体を構成して、IDS NXT カメラ上で直接実行できます。これもまた新機能である「ブロックベースエディター」で、ユーザーはプログラミング知識がなくても、独自に物体認識や分類など、AI 画像処理機能を用いたプログラムシーケンスを作成できます。
ユースケースアシスタント
ユースケースアシスタントで、プロジェクトに適したユースケースを選択します。インタビュー形式のように、質問とヒントにより、ビジョンアプリプロジェクトの作成プロセスがウィザードでガイドされ、プログラムコードが作成されます。プロセスの中で、アシスタントは既存のトレーニングプロジェクトとビジョンアプリプロジェクトをリンクするか、必要に応じて新しいトレーニングプロジェクトとデータセットを IDS lighthouse に作成します。
ブロックベースエディター
モジュール形式のブロックとわかりやすいユーザーインターフェースで、特定のプログラミング言語の構文を知らなくても、AI ベースの画像処理 (物体検出や分類など) を使用して、独自のプロジェクトを個々のビジョンアプリとして実現できます。この場合、ビジョンアプリプロジェクトをユーザー自身で作成し、ループや条件文などのプロセスを含む、コードエディターの定義済みブロックを使用して独自のビジョンアプリをグラフィカルに構築します。とても簡単です!
この様子を IDS Vision Channel でご覧いただけます。録画されたセッション「Build AI vision apps without coding - XCITING NEW EASYNESS」をご覧ください。
この他にも、IDS lighthouse で分類ネットワークのパフォーマンスにアクセスできる混同行列や、IDS NXT cockpit でのマルチカメラビューアーなど、画期的な機能があります。詳細は、Web サイトをご覧ください。
AI ビジョンの可能性の活用をご検討の方は、IDS NXT Experience Kit を利用するのが最も簡単です。カメラやケーブル、レンズ、IDS lighthouse のソフトウェアライセンスまで、必要な全てのコンポーネントが揃っています。IDS NXT のシンプルさと強力さをご自分でお確かめください。キットはこちらからご注文になるか、営業担当者までご連絡ください。