Ensenso X および Ensenso N 3D カメラファミリーの製品強化

Ensenso X および Ensenso N 3D カメラファミリーの製品強化

Ensenso X および N の調整により、パフォーマンスが向上し、取り扱いが容易に

Ensenso X 3D カメラシリーズの機構とカメラ部品を調整し、画質を向上させ、耐振性および耐衝撃性を強化し、セットアップを容易にしました。その他にも Ensenso N シリーズに新機能があります。Ensenso N30/N35 カメラのRev. 2への移行が完了しました。また、これ関連するすべてのモデルの電子機器もアップデートされています。

これまで販売されていた Ensenso X 1.3 MP モデルは、Sony 製 1.6 MP センサー IMX273 搭載モデルに置き換えられます。このセンサーは Ensenso XR シリーズですでに導入済みです。Vision Standard 準拠の uEye+ カメラモデル (uEye CP または uEye FA ファミリー) を統合したため、セットアップ時に uEye ソフトウェアスイートは不要になりました。さらに、すべての Ensenso X および XR モデル向けの新しいカメラマウントは、レンズ位置の安定性が増しており、過酷な条件でもレンズを使用できます。こうした調整を施しても、カメラのサイズは変わりません。

Ensenso N シリーズでは、3 月以降、N30 と N35 の全モデルで電子機器が刷新されて提供されます。先頃、赤外線投影 (850 nm) 対応のすべてのカメラの設計を刷新しましたが、青色光 (465 nm) 対応のモデルもこれに続きます。この刷新では、プロジェクターのデューティーサイクルを向上した新しい熱設計などが実装され、カメラがさらに強力で丈夫になりました。このため、画像撮影が高速になり、クロックレートが向上しました。