IDS Software Suite 4.82.1 リリースノート

はじめに

本リリースノートは、以前の IDS Software Suite 4.82 向けリリースノートに、ドライバー 4.82.1 以降でサポートされる新しいカメラモデルの記述を追加したものです。さらに、既存の機能が拡張されています。

新しいカメラファミリー

GigE uEye CP Rev. 2

第 2 世代の GigE uEye CP は、従来のマシンビジョン用途に役立ちます。品質を 100% テスト済みおよび校正済み: 一貫したパフォーマンスと信頼性。わずか 29 x 29 x 29 mm の新しい CMOS カメラは、以前のモデルよりもはるかにコンパクトでありながら、さらに強力です。GigE のフル速度、ケーブル 1 本で 100 m まで Power over Ethernet (PoE) 対応、ねじ止め式コネクターなど、さまざまな特長を備えています。マルチカメラ操作に最適: 内蔵画像メモリによって画像取得を画像転送から切り離します。ピクセル前処理、LUT、ガンマなどの内蔵のカメラ機能により、必要な処理電力が最小限に抑えられます。

概要

インターフェース

ギガビットイーサネット

センサー

Sony、ON Semiconductor、e2v、CMOSIS の CMOS センサー

サイズ

29 x 29 x 49 mm

接続

ギガビットイーサネット用 RJ45 と 8 ピン I/O Hirose コネクター (2 GPIO、トリガー、フラッシュ)

特殊機能

PoE (Power-over-Ethernet)、内蔵画像メモリ

 

GigE uEye FA

カメラハウジング、レンズチューブ、コネクターは保護クラス IP65/67 の要件を満たし、埃や塵、水滴、洗剤、および想定外の光学シフトからもカメラを保護します。また、ねじ止め式コネクターは、最も要求が厳しい産業要件も満たします。M12 X コーディング 8 ピンコネクター (データ転送および Power-over-Ethernet (PoE) 用) と Binder 製 8 ピンコネクター (GPIO、トリガー、フラッシュ用) を使用できます。GigE uEye CP Rev. 2 と同様、内蔵画像メモリでは画像撮影と画像転送が分離されます。ピクセル前処理、LUT、ガンマなどの内蔵のカメラ機能により、必要な処理電力が最小限に抑えられます。

概要

インターフェース

ギガビットイーサネット

センサー

ON Semiconductor および Sony 製 CMOS センサー

サイズ

41 x 53 x 39.7 mm

接続

M12 X コーディング 8 ピンコネクター (データ転送および PoE 用)、Binder 製 8 ピンコネクター (GPIO、トリガー、フラッシュ用)

特殊機能

保護クラス IP65/67、PoE (Power over Ethernet)、内蔵画像メモリ

 

新しいカメラモデル

UI-5130CP Rev. 2

  • グローバルシャッターセンサー ON Semiconductor PYTHON 500
  • SVGA 解像度 (800 x 600 ピクセル) の超高速センサー: 205 fps
  • 水平または垂直部分読み出しで、さらに高いフレームレートを達成可能
  • 超大型の高感度ピクセル: 4.8 µm
  • 光学クラス: 1/3 インチ
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意
  • マルチ AOI、HDR モード

UI-5140CP Rev. 2

  • グローバルシャッターセンサー ON Semiconductor PYTHON 1300
  • コンパクトな 1/2 インチセンサーで、C マウントレンズに最適
  • 大型ピクセル: 4.8 µm
  • 最も一般的な解像度クラス: 1280 x 1024 ピクセル (1.3 MP)
  • 超高速センサー (88 fps @1280 x 1024 ピクセル)
  • 水平または垂直部分読み出しで、さらに高いフレームレートを達成可能
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意
  • マルチ AOI、HDR モード

UI-5240CP Rev. 2

  • ローリング/グローバルシャッターセンサー e2v EV76C560
  • 広角 1/1.8 インチセンサー、3 µm 大型ピクセル搭載
  • マシンビジョン市場で一般的な解像度: 1280 x 1024 ピクセル (1.31 MP)
  • 60 fps @ 1280 x 1024 ピクセル
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意
  • ローリングシャッターとグローバルスタートシャッターの切り替え
  • マルチ AOI、シーケンス AOI、ログモード

UI-5250CP Rev. 2

  • ローリング/グローバルシャッターセンサー e2v EV76C570
  • 広角 1/1.8 インチセンサー
  • ピクセルサイズ: 4.5 µm
  • 高解像度: 1600 x 1200 ピクセル (52 fps)
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意
  • ローリングシャッターとグローバルスタートシャッターの切り替え
  • マルチ AOI、シーケンス AOI、ログモード
  • 最大 10 秒に及ぶ長時間の露出

UI-5260CP Rev. 2 と UI-5260FA

  • グローバルシャッター CMOS センサー Sony IMX249
  • 解像度35 MP (1936 x 1216 ピクセル)、アスペクト比 16:10
  • フル解像度で 47 fps
  • 大面積 1/1.2 インチのセンサー
  • ピクセルサイズ: 5.86 µm
  • 光学クラス: 1/1.2 インチ
  • 12 ビット/ピクセル
  • 最大 30 秒に及ぶ長時間の露出
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意

UI-5270CP Rev. 2

  • グローバルシャッター CMOS センサー Sony IMX265
  • ピクセルサイズ45 µm の 1/1.8 インチエリアスキャンセンサー
  • 高解像度 17 MP (2056 x 1542 ピクセル)
  • アスペクト比 4:3
  • フル解像度で最大 36 fps
  • 最大 30 秒に及ぶ長時間の露出
  • 12 ビット/ピクセル
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意

UI-5280CP Rev. 2 と UI-5280FA

  • グローバルシャッター CMOS センサー Sony IMX264
  • 高解像度センサー: 2456 x 2054 ピクセル (5.04 MP)
  • コンパクトな 2/3 インチエリアセンサー、アスペクト比 5:4
  • 最適化された Sony CMOS ピクセル: 3.45 µm
  • フレームレート: 23 fps
  • 12 ビット/ピクセル
  • 最大 30 秒に及ぶ長時間の露出
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意

UI-5370CP Rev. 2

  • グローバルシャッターセンサー CMOSIS CMV4000
  • 市場で唯一: スクエア型 1 インチセンサー
  • フル解像度: 2048 x 2048 ピクセル (4.2 MP)
  • 光感度、大型ピクセル: 5.5 µm
  • 最大 12 ビット解像度で細部まで撮影
  • トリガーモードとフリーランモードは同一速度フル解像度で 28 fps
  • マルチ AOI、HDR モード
  • モノクロバージョン、カラーバージョン、NIR バージョンを用意

UI-5860CP Rev. 2

  • ローリングシャッター CMOS センサー Sony IMX290
  • 1/3 インチセンサー、ピクセルサイズ9 µm
  • アスペクト比 16:9 (1936 x 1096 px)
  • フル解像度で最大 135 fps (フリーランモード) および 67 fps (トリガーモード)
  • 12 ビット/ピクセル
  • 最大 120 秒に及ぶ長時間の露出
  • 光感度が極めて高い BSI センサー
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意

UI-5880CP Rev. 2

  • ローリングシャッター CMOS センサー Sony IMX178
  • 1/1.8 インチセンサー、ピクセルサイズ4 µm
  • アスペクト比 3:2 (3088 x 2076 px)
  • フル解像度 (6.41 MP) で最大 58 fps (フリーランモード) および 29 fps (トリガーモード)
  • 光感度が極めて高い BSI センサー
  • 12 ビット/ピクセル
  • 最大 120 秒に及ぶ長時間の露出
  • カラーバージョンまたはモノクロバージョンを用意

変更された機能

クラスター判定による適応型ホットピクセル補正

適応型ホットピクセル補正によって、最適なクラスター検出を起動できます。クラスターは、2 つ以上の隣接するホットピクセルです。クラスター補正は、動的に 1 度だけ作成できる 2 番目のホットピクセルリスト (クラスターリスト) を使って動作します。このリストはホットピクセルリストとは独立したものです。動的クラスター補正によって、CPU 負荷が高まることがあります。

注意: 画像の内容によっては、クラスター補正で緻密な細部がクラスターとして認識されることもあります。この場合、低コントラストの背景でカメラを校正するか、較正する前にカメラを暗くします。

さらに、補正されたホットピクセル数が、絶対的な数ではなく、パーセントで表示されるようになりました。

適応型クラスター補正の API 関数が is_Hotpixel 関数と AdaptiveCorrection .NET クラスに実装されています。

シーケンサーモードの強化

シーケンサーモードが拡張されました。カメラでサポートされているトリガーソースを、カメラに問い合わせることができるようになりました。新しい IS_SEQUENCER_TRIGGER_SOURCE_SUPPORTED_GET パラメーターが、.NET Sequencer クラスの is_Sequencer() 関数およびGetSupportedTriggerSourcesメソッドに導入されました。

既知の問題

  • IDS ラインスキャンでは、GigE uEye CP Rev. 2 モデルで、ピクセルクロックが 60 MHz を超える 2 つの画像間で線が失われる場合があります。
  • UI-386xLE と UI-388xLE モデルは、自動フラッシュでのみ使用できます。

© IDS Imaging Development Systems GmbH, Status: 2017-04-06