IDS peak

IDS peak 1.1 リリースノート

はじめに

これらのリリースノートは IDS peak 1.1 への変更点を説明しています。このバージョンでは C++ と C に加えて C# がサポートされるようになりました。

IDS peak 1.1.8

IDS Vision Cockpit

  • バグ修正
  • その他の拡張機能

状态:2020-08-26

IDS peak 1.1.7

全般的な改善

  • パフォーマンスの最適化
  • バグ修正

既知の問題

件名:Windows での U3V
必要な画像バッファーの最小値が小さすぎます (DataStream::NumBuffersAnnouncedMinRequired)。適切な操作には 3 つ以上の画像バッファーが必要です。
このバグはバージョン 1.2 で修正されます。

状态:2020-07-09

IDS peak 1.1

新機能および変更された機能

プログラミング言語 C#

IDS peak バージョン 1.1 では、Windows において C# でプログラミングが可能です。プログラミングの説明は IDS peak API マニュアルや IDS peak IPL マニュアルに記載されています。また、C# の 3 つのプログラミングサンプルも含まれています。

C++ の新しいプログラミングサンプル

C++ について、以下のプログラミングサンプルが追加されました。

GigE Vision カメラの再接続機能

バージョン 1.1 以降、IDS GigE Vision 転送レイヤーは GigE Vision カメラの再接続機能をサポートします。再接続とは、カメラがネットワークから切り離された後、電源を失わずに再接続されることです。再接続機能は開いているカメラを監視し、ネットワークから切断されているかどうかを検出します。カメラが再接続されると自動的に再度開かれ、切断前の状態にリセットされます。画像撮影は再開されませんが、これはアプリケーション自体で制御されます。

IDS peak API 経由のチャンクデータ

チャンクデータを使って、画像データに追加データを付加できます。たとえば、露出時間やゲインなどの情報を画像のペイロードに追加します。このバージョン以降は、IDS peak API を使用してチャンクにアクセスできます。

全般的な改善

  • IDS peak IPL を介して色補正マトリックスを画像データに適用できるようになりました。プログラミング情報については、IDS peak IPL マニュアルを参照してください。
  • カメラパラメーターを保存/ロードするメソッドが IDS peak API に追加されました。プログラミング情報については、IDS peak API マニュアルを参照してください。
  • IDS peak API/IDS peak IPL のマニュアルで変更履歴をご確認ください。操作性を改善するため、一部のメソッドの名前が変更されました。そのため、IDS peak バージョン 1.0 との完全互換性は失われています。

既知の問題

  • サードパーティの転送レイヤーを IDS peak で使用できます。ただし、これらの転送レイヤーが常に IDS 製品との完全な互換性があるかは保証されません。一部のメーカーは転送レイヤーで機能をブロックしたり、GenTL 規格を別の解釈で実装したりすることがあります。
  • IDS Vision Cockpit を開いた後にネットワークアダプターが追加、削除、アクティブ化または非アクティブ化された場合、IDS Vision Cockpit を再起動しないと変更は表示されません。
  • 複数のカメラが IDS Vision Cockpit のタイルビューで開いている場合、下部にスクロールバーは表示されません。
  • 正常にパケットを再転送するには、画像バッファーを作成するとき、受信する画像サイズに対応していることを確認してください。

状态:2020-03-31