食品業界向け AI
IDS Imaging Development Systems GmbH 業務執行取締役 Jan Hartmann

人工知能を搭載した IDS の産業用カメラにより、AI の知識がなくても、お客様自身でニューラルネットワークを個別にトレーニングできます。

— Jan Hartmann —

Schick:このオーバーズルムの拠点は、先頃 B39 Technology Center の開設によって拡大され、開発部門と生産との距離が非常に短くなりました。このため、顧客のニーズにすぐさま対応して実装できるようになりました。

Hartmann:競合他社に対して、重要な特徴がもう 1 つあります。人工知能を搭載した IDS の産業用カメラにより、AI の知識がなくても、お客様自身でニューラルネットワークを個別にトレーニングできます。

IDS Imaging Development Systems GmbH プロダクトマーケティングマネージャー Patrick Schick
園芸や農業の分野で、AI 搭載の IDS NXT カメラは、苗木の確認など、有機的でばらつきの多い物体を検出できます。
園芸や農業の分野で、AI 搭載の IDS NXT カメラは、苗木の確認など、有機的でばらつきの多い物体を検出できます。

Hartmann:IDS NXT によって、産業用途向けの新世代のビジョンシステムのプラットフォームが作成されました。その根底にあるのが、パラダイムシフトという理念です。私たちの目標は、ただ個々のコンポーネントを開発することから、使いやすく柔軟なシステム全体を提供することへと変化しました。このようなシステムがあれば、画像撮影から画像分析および処理、産業用生産機械の制御まで、ビジョンソリューションの全ステップを実装できます。

Schick:IDS NXT カメラと付属のクラウドベースの IDS lighthouse トレーニングソフトウェアを利用すると、プログラミングすら不要になります。ニューラルネットワークを作成するためにユーザーに必要な知識は、画像と評価に関するものだけです。リンゴを例に取ってみます。どれも似ているようですが、形や色が違い、部分的に傷んでいることもあります。このようなばらつきがあるため、仕分けや監視が難しくなります。これに対して金属生産では、ネジをとってもほぼ同一です。

AI 搭載の IDS NXT カメラを使用すると、制御、仕分け、分配、完全性制御などの作業が容易になります。
AI 搭載の IDS NXT カメラを使用すると、制御、仕分け、分配、完全性制御などの作業が容易になります。