
カーボンニュートラルな uEye カメラファミリー
uEye CP カメラシリーズの気候中立の認定
「弊社は持続可能で倫理的なビジネスによって、積極的に環境を保護する」とは、IDS が常に求める指針の 1 つに掲げられています。具体的には VDMA の持続性の取り組み「Blue Competence」への参加を通じて、このテーマに注力しています。弊社の環境に配慮した持続可能な行動は、再生可能エネルギーを一貫して使用し、生産および物流で原材料を保全するという姿勢に現れています。全社からの排出量をさらに削減するため、生産ライフサイクルでのすべての関連データの評価時に、uEye CP カメラシリーズが残す CO2 排出量を詳しく調査しました。

「IDS は、CO2 排出量に関する重要なポジションを注視して年々改善することを目標としてきたので、弊社の製品の 1 つに重点を置く時がきました。自社の自動車や従業員の出退勤において、大きな削減の余地があることを発見できました。このようにして、環境保護のプロジェクトを今後も突き進めていきます」と、品質および環境管理担当の Sebastian Liepe は言います。
残念なことに、たとえば画像センサーなどの電子部品をグローバル調達に頼らざるをえないサプライチャネルなどの理由で、ある程度の排出を避けることができませんでした。上記のシリーズで販売されたカメラ台数と掛け合わされてこれから計算された CO2 相当量は、11 月に開催された初の気候プロジェクト「Efficient Cookstoves in Uganda」において相殺されました。このプロジェクトの目的は、ウガンダにおけるエネルギー効率に優れた調理器具の普及促進と支援です。この結果、健康に有害な煙の発生が減り、森林破壊が抑制されました。従来の直火と比較して、新しい金属製調理器具は燃料も 35 ~ 50% 削減でき、家計にとって大きな節約となります。このプロジェクトをサポートすることで、弊社の uEye CP カメラファミリーはまさに「カーボンニュートラル」となりました。
もちろん、カメラシリーズを使用した CO2 排出量の削減は、責任がある全体的な持続性戦略の 1 つの局面に過ぎません。このため、弊社自身の CO2 排出量のさらなる削減は来年の重要テーマとなっており、会社全体を 2021 年末までにカーボンニュートラルとするよう目指していきます。