パッケージとボトルの明部・暗部画像およびHDR結果

複数のHDR技術をひとつのソフトウェアで実現

Clear HDR・Quad HDR・Sequence HDR - IDSが最適なHDRソリューションの選定を容易に

強い反射や変化する照明環境、大きな明暗差は、多くの産業用画像処理アプリケーションにおいて課題となります。ハイダイナミックレンジ(HDR)は計測可能なダイナミックレンジを拡張し、白飛びや黒つぶれによって失われがちな細部情報を可視化します。アプリケーションごとに求められる要件は異なるため、適切なHDR方式の選択が重要です。用途によってはダイナミックレンジが重視される一方で、解像度や動体への対応性能が優先される場合もあります。

こうしたニーズに応えるため、IDS Imaging Development Systems GmbHは複数のHDR技術を単一のソフトウェア環境に統合しました。これにより、ユーザーは各HDR機能を容易に比較・評価し、自社アプリケーションへスムーズに組み込むことができます。IDSは、Clear HDR、Quad HDR、Sequence HDRの3つのHDRモードを提供し、ダイナミックレンジ、解像度、動体対応といった異なる要件に対応します。IDS peakを使用することで、HDR対応IDSカメラの設定からデータ取得、HDR画像の生成・可視化までを一元的に行うことができます。

IDS Imaging Development SystemsのプロダクトマーケティングマネージャーであるHeiko Seitzは、次のように述べています。「ユーザーが求めているのは、HDRを開発することではなくHDRを活用することです。そこで当社は、撮影からHDR画像の生成までを一貫してサポートするソフトウェア環境として、さまざまなHDR技術をIDS peakに統合しました。これにより、評価作業を簡素化し、システム統合の工数を削減するとともに、最適なソリューションの導入までの時間を短縮できます。」

HDRは単なるイメージセンサーの機能ではありません。カメラのセンサーおよびファームウェアと、PC上で行われる画像処理が連携して初めて、追加の画像情報を実用的に活用できるようになります。そのためIDSは、カメラの撮影制御、各種画像データ形式への対応、HDRセンサーデータの統合処理、さらにトーンマッピングアルゴリズムなどの主要機能をIDS peak SDKに直接組み込んでいます。ユーザーは個々のHDR露光画像だけでなく、演算によって生成されたHDR画像およびLDR画像にもアクセスできます。IDS peak cockpitでは、HDR処理チェーン全体を通じて生成されたHDR画像を確認し、検証し、視覚的に評価することができます。これらすべての機能を、事前のプログラミングなしで利用できます。さらに、豊富なソースコードサンプルにより、ユーザー独自のアプリケーションへの組み込みも容易になります。

このアプローチは、幅広い産業用画像処理アプリケーションにメリットをもたらします。例えば、反射率の高い部品の品質検査、物流・OCRアプリケーション、ロボティクスや自動化設備、溶接工程、交通監視や屋外用途などで効果を発揮します。また、医療技術や顕微鏡分野においても、HDRによって高コントラストな対象からより多くの画像情報を取得できるようになります。

詳細情報: www.ids-imaging.jp/hdr-industrial-cameras

画像: (© IDS Imaging Development Systems GmbH)

パッケージとボトルの明部・暗部画像およびHDR結果
異なる露光条件から、ひとつの最適な画像へ。HDRは計測可能なダイナミックレンジを拡張し、解析に活用できる追加の画像情報を提供します。
明るい露光画像、暗い露光画像、そしてIDS peakによって生成されたHDR画像
IDS peakを使用することで、ユーザーは自社アプリケーションにおけるHDR画像の効果を直接比較し、可視化しながら評価できます。
IDS, Silke von Gemmingen
Silke von Gemmingen
Communications Specialist – Corporate & Product

10年以上にわたり、プレスリリースやアプリケーションレポートを作成し、企業トピックや技術的な製品コミュニケーションを専門知識をもって設計しています。常に真実性と明快さを重視したアプローチを貫き、戦略的なB2Bコミュニケーションにおける豊富な経験により、的確なメッセージを構築し、信頼性の高い技術的コンテンツを提供します。

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