Ensenso PartFinder - CAD ジオメトリを使用した物体の位置特定
新しいソフトウェアモジュール搭載の Ensenso SDK 3.3 で 3D 点群から物体を検出
先頃 Ensenso SDK バージョン 3.3 が公開されました。これには物体の位置特定用のモジュールである新しい Ensenso PartFinder が含まれています。中でも特筆すべきは、ユーザー固有の CAD ジオメトリをロードして、Ensenso 3D カメラの点群から再び見つけ出す機能がツールにあることです。
Ensenso 固有のカメラパラメーターと密接にリンクしているので、Ensenso PartFinder には、他の 3D マッチングアルゴリズムよりも多くのメリットがあります。奥行情報、面法線、テクスチャデータを組み合わせて使用すると、困難な位置決めタスクでも確実に解決できるようになります。このことから、ロゴ、インプリント、ラベル、その他のパッケージデザインの要素も、物体の正しい位置と方向の検出に使用できます。
IDS Vision Channel では、新しい機能とその結果として導かれる可能性について説明しています。セッションの録画はこちらからご覧になれます。
PartFinder 機能は標準 NxLib に含まれています。ただし、使用するには別途ライセンスが必要です。お客様のご質問には弊社の営業チームが対応し、新しいツールの評価をお手伝いします。