IDS NXT - You decide what's NXT - App your camera!

IDS NXT

産業用カメラの概念を一新

アプリのないスマートフォンを考えてみてください。電話をかけてメールを送るぐらいしか、使い道がありません。IDS NXT はアプリの原則を産業用画像処理に応用しています。これらの新しい産業用カメラの標準機能は、ビジョンアプリを使用して必要に応じて拡張できます。IDS NXT rio & rome モデルは機能完備の標準産業用カメラで、広範なセンサーと強力なハードウェアで多様なタスクに使用できます。さらに、人工知能も搭載できます。Smart GenICam と AI ベースの画像処理で、標準 GigE Vision カメラでは提供できない付加価値を実現し、デジタル産業用カメラの進化をさらに一歩進めました。

App your camera

IDS NXT プラットフォームによるビジョンアプリベースの画像処理

IDS NXT vegas、rome & rio

バーコードリーダーなど、従来のビジョンセンサーの機能は、一般には厳密に定義されており、拡張することは困難です。IDS NXT は、別の手段があることを示します。自由にプログラミングできるプラットフォームはあらかじめ決められたタスクに限定されません。ユーザーはビジョンアプリを自分自身で開発してインストールでき、さまざまな画像処理タスクに変更して短時間でセットアップできます。「従来」の産業用カメラアプリケーションの開発とほとんど変わらないため、アプリ開発には専門的な知識は不要です。さまざまな種類のビジョンアプリをインストールできるので、多数の用途で使用できる可能性が広がります。たとえば、光学的品質保証、医療技術での分析機器、顔認識を使用する監視業務、車両および人数の計数などに活用できます。

アプリケーションの拡張

アプリケーションをホスト PC からカメラに移動

アプリケーションの拡張

すべての IDS NXT モデルでは画像処理を「エッジ」で実行できるので、前処理済みデータや最終的な結果を PC またはマシン制御装置に送信できます。必要なパフォーマンスに応じて、アプリケーションを従来のように PC ワークステーションで実行するか、IDS NXT カメラで独立して実行するか、両方のデバイスで連携させるか、ユーザーが決定できます。そのため、IDS NXT は画像処理を PC ではなく、画像ソースに近い場所に移動させて、産業用カメラの「エッジ」上で業界およびビジョン準拠した画像撮影と処理を実現できます。モデルはただ画像を提供するだけでなく、完全に独立して機能し、後続する処理を直接トリガーしたり、それぞれ前処理によって接続された PC をサポートしたりすることもできます。組み込みソリューションなので、ホスト PC の負荷、消費電力、システムコストを削減できます。

Smart GenICam

GenICam 準拠の自己プログラムしたカメラ機能を使用

GenICam 準拠の自己プログラムしたカメラ機能を使用

ユーザーが自分で作成した機能をインテリジェントカメラで実行するには、2 つの問題を解決しなければなりません。多くの場合、固有のインターフェースしかないのでサードパーティアプリケーションでデータを処理するほうが困難で、GigE Vision のような高速データインターフェースを提供するモデルはほとんどありません。しかしながら、産業用途ではその両方をクリアすることがしばしば求められます。

その解決策が、Smart GenICam 搭載 IDS NXT 産業用カメラです。ユーザーは目的の新しいカメラ機能をビジョンアプリとして IDS NXT モデルにアップロードします。ファームウェアがアプリケーションコードをカメラの機能範囲に統合します。制御および関数パラメーター、自己プログラムしたアプリケーションの結果は、GenICam 準拠の各アプリケーションによるデバイス固有の XML 記述ファイルによって標準化された形式で提供されます。HALCON や LabView などのサードパーティアプリケーションが、産業用カメラの標準機能の一部である場合と同様に、これらの機能を使用します。

AI 対応

産業用カメラ向け人工知能

AI搭載の産業用カメラ
人工知能によって、カメラ技術および画像処理の新たな適用分野が拓けました。IDS NXT rio および rome を使って、産業用の使いやすいソリューションとはどのようなものかを紹介します。特別に開発した AI ビジョンアプリによって、統合 ANN アクセラレーター搭載の汎用的な高性能推論カメラになります。この AI ベースの組み込みシステムを搭載すると、トレーニング済みの ANN (人工ニューラルネットワーク) をカメラにロードして、物体認識や分類などのタスクに使用できます。画像サンプルを使用して汎用モデルに直感的に適応させることで、必要になる画像処理の専門知識が削減され、統合に要する作業量なども減少します。

FPGA ベースの AI アクセラレーションで、推論時間を数ミリ秒に短縮できます。FPGA へ実装することで、ユーザー固有のニューラルネットをアップロードするか、すでに公開済みのアーキテクチャを使用するか、柔軟に決定できます。操作中に別のモデルに変更して、手持ちのタスクに合わせて迅速に複雑な決定を下すことができます。IDS NXT では、ニューラルネットワークを他の機械学習方式と組み合わせて、品質保証で異常の検出などに利用することもできるようになります。IDS NXT カメラは AI タスクの精度と速度について最新のデスクトップ CPU に匹敵し、使用する場所や電力ははるかに少なくて済みます。