IDS NXT

産業用カメラの概念を一新

The NXT big thing.

IDS NXT によって、産業用途向けの新世代のビジョンシステムのプラットフォームが作成されました。その根底にあるのが、パラダイムシフトという理念です。IDS の目標は個々のコンポーネントを開発するだけではありませんん。使いやすく柔軟で完全なシステムを提供し、画像取得や画像分析から、プロセス制御や産業用生産機械の制御まで、ビジョンソリューションのすべてのステップの実装に使用できるようにします。IDS NXT は、画像処理タスクを画像ソースで直接処理できる設計です。そのためコンパクトな組み込みビジョンシステムとなり、今後も生産のオートメーションにおいて強力なビジョンセンサーとしても使用できます。

IDS NXT カメラは単体で結果を出すだけではなく、それ以降のプロセスを直接呼び出すこともできます。このため、ワークフローが簡略化された迅速になり、ネットワークの負荷が軽減され、消費電力が低下します。さらに、IDS NXT カメラは産業環境に特化して設計されています。IDS NXT プラットフォームは常に進化しています。マシンコントローラーによる通信向け産業用インターフェースの追加や、新しいビジョンアプリ機能やその他のディープラーニング機能に取り組んでいます。顧客が独自のビジョンアプリを開発してカメラにインストールし、アプリケーションの幅を広げ、個別化を進めることもできます。IDS NXT ocean で、AI ベースの画像処理専用の完全なソリューションが実現します。従来のルールベースの画像処理では限界に達しているタスクを、プログラミングすることなく解決できるようになります。

IDS NXT で拓く未来:1 つのプラットフォームが秘める無数の可能性

ビジョンアプリベースの画像処理から Smart GenICam まで

バーコードリーダーなど、従来のビジョンセンサーの機能は、一般には厳密に定義されており、拡張することは困難です。IDS NXT は別の方法を提案します。このプラットフォームのカメラが定義済みのタスクに制限されないようにするため、今後、ビジョンアプリをユーザー自身で開発してインストールできるようになります。このため、短時間でさまざまな画像処理タスクを交換してセットアップできます。このオープンなアプローチにより、多数の用途で使用できる可能性が広がります。たとえば、医療技術での分析機器、顔認識を使用する監視業務、車両および人数の計数などに活用できます。AI ベースの分類作業では、すでにカメラが強みを発揮しており、光学的品質保証では良品と不良品を識別しています。しかし、組み込みビジョンシステムで対応できる作業は他にも多数あります。強力な FPGA と多様なインターフェースにより、すぐに使える結果を PC やマシンコントローラーに直接転送できます。

Inferenzkameras IDS NXT rio & rome

さらに、自分でプログラムしたカメラ機能を GenICam 準拠の形式で使用できます。ユーザーが自分で作成した機能をインテリジェントカメラで実行するには、2 つの問題を解決しなければなりません。まず、多くの場合、固有のインターフェースしかないのでサードパーティアプリケーションでデータを処理するほうが困難です。そして、GigE Vision のような高速データインターフェースを提供するモデルはほとんどありません。しかしながら、産業用途ではその両方をクリアすることがしばしば求められます。その解決策が、Smart GenICam 搭載 IDS NXT 産業用カメラです。ユーザーは目的の新しいカメラ機能をビジョンアプリとして IDS NXT モデルにアップロードします。ファームウェアがアプリケーションコードをカメラの機能範囲に統合します。制御および関数パラメーター、自己プログラムしたアプリケーションの結果は、GenICam 準拠の各アプリケーションによるデバイス固有の XML 記述ファイルによって標準化された形式で提供されます。サードパーティアプリケーションが、産業用カメラの標準機能の一部である場合と同様に、これらの機能を使用します。