

3D カメラ
3D ビジョンおよびロボットビジョン向けのハードウェアとソフトウェア
3D マシンビジョンは、ロボットビジョンの未来と考えられています。3D データを統合すると、環境を正確に把握して解釈できるので、ロボット技術のタスクをより効率的に解決できるようになります。同じことが、接合や溶接などの要件の厳しいアセンブリプロセスにも当てはまります。複雑なことで知られているビンピッキングもその中に含まれます。Ensenso 3D カメラにより IDS は、精度が優れているだけでなく、コスト効果と速度の面でも卓越した 3D 画像処理向けのソリューションを提供します。
産業オートメーション向けの IDS の Ensenso 3D カメラ
まったく新しい 3D ビジョンの登場です。Ensenso 3D カメラですばやく容易に、そして正確に自動化します。3D カメラをシームレスに統合する弊社のソフトウェアソリューション、Ensenso SDK もご利用になれます。

Ensenso Bシリーズ
近距離での3Dビジョン
- 21cmからの非常に短い被写体距離で卓越した3D解像度
- 2つのRGBセンサーを搭載したカラーモデルにより、ネイティブカラー情報による3Dビューを実現
- 出力200WのパワフルなLEDパターンプロジェクター
- すべてのコンポーネントはコンパクトな筐体にすべて統合
- 衝撃および振動に対する耐性
- カスタマイズされた工場完成品と 「すぐに使用できる」製品

Ensenso C シリーズ
カラー 3D ビジョン
- カラー情報を追加処理するための RGB センサー
- 200 W の高出力の高輝度 LED パターンプロジェクター
- すべてのコンポーネントはコンパクトな筐体にすべて統合
- 衝撃および振動に対する耐性
- 動作距離 5 m または体積 8 m³ までの大型ベースライン
- カスタマイズされ、工場出荷時から「すぐに使える」

Ensenso N シリーズ
3D ステレオカメラ − 独創性あふれる 3D 処理
- フル解像度 30 fps でリアルタイム 3D データを獲得
- 内蔵パターンプロジェクターで、テクスチャのない表面も簡単に撮影
- マルチカメラ動作で、さまざまな角度からオブジェクトを検出
- モデルに応じて最大 3,000 mm の動作距離

Ensenso S シリーズ
あらゆる用途に対応する産業用 3D 品質
- 超コンパクトで高いコスト効果
- 高いフレームレートと精度を実現する AI ベースのレーザーポイントパターン三角測量
- モーションブラーのない高速ダイナミックシーン
- 多数の用途で汎用
- 暗い条件でも確実な 3D データ
- 最大 3,000 mm の動作距離

Ensenso X シリーズ
きわめて柔軟な 3D カメラシステム
- 100 W LED プロジェクター電源と内蔵 GigE スイッチを搭載したプロジェクター装置
- 動作距離 5 m または体積 8 m³ まで対応する、可変ベースラインの完全モジュール型
- 3D カメラの焦点調整と校正を行うセットアップウィザード
- 静止物と移動物の両方を撮影する 3D カメラ

Ensenso XR シリーズ
強力な組み込み 3D カメラシステム
- オンボード処理搭載の新しい XR プロジェクター装置
- カメラから直接獲得した、静止物体または移動物体の 3D データ
- 作業環境の校正を行う組み込み前面ライト
- 動作距離 5 m または体積 8 m³ まで対応するカメラ取り付け角度
IDS の 3D カメラの対応分野:3D ビジョンによる自動化
ロボットビジョン
弊社のコンパクトな 3D カメラは、ファクトリーオートメーションや物流のロボット用途で、さまざまな方法で使用できます。たとえば、デパレタイズ/パレタイズ、コンベヤベルトへの積載、トラックの搬出入時のビンピッキング、作業支援システム、溶接継ぎ目検査や接着ビード検査などを支援します。ロボットのハンドアイ校正が Ensenso SDK に組み込まれています。CAD データを使用して、物体の位置を正確に特定します。同時に、物体や障害物の位置を認識することで、完全なモーションプランニングによって把持動作をすばやく実行できます。

医療機器
たとえば Ensenso 3D カメラを使用して、磁気共鳴画像診断 (MRI) やコンピュータートモグラフィ (CT) 検査、放射線療法の際に、患者の位置を正確に指定します。3D 画像処理は、特注のインソールや副木を制作するための足の測定や、背中の正確な測定など、整形外科での用途やサービスにも役立ちます。
物体検出および分類
Ensenso 3D カメラは、物体の正確な分類や計数を可能にします。追加の色情報により、特定がさらに最適化されます。もう 1 つの用途は、検出したサイズの違いによる不良部品の仕分けです。さらに、体積の高速特定により、サイズを効率的に分類できます。この汎用技術は、オーダーピッキングや品質管理に使用されます。
