IDS が米国で堅調な成長
万全の態勢で VSION の年に臨む
これまでと同様、IDS Imaging Development Systems GmbH は 2019 年も業界の予想を上回る業績を達成できました。1 桁台後半という売上成長率を記録し、VDMA によるマシンビジョンでの売上 7% 減という予測に反して、市場での地位をしっかりと確保しています。売上の増加は前年比で特に北米で顕著でした。
2020 年は再び 2 桁の成長率を目指しています。これは堅調な受注状況を根拠にしており、前年より 16% 増加し、国外事業の開発が強化されています。第 2 四半期には 150 万台目のカメラが出荷される予定です。
全体として、ほぼすべての地域で、営業およびマシンビジョンコンサルティングの分野における新規雇用により、国外におけるプレゼンスがさらに強化されています。米国、日本、英国、韓国において子会社を移転して面積規模を拡大したことは、このような開発を受けたもので、将来の成長に備えたものでもあります。
VISION year 2020 に向けた成長の予測は主に、人工知能を搭載した新しい IDS NXT カメラと 3D 市場の高い需要に基づいています。このような分野については、新製品で IDS 製品シリーズが補強されます。IDS NXT Experience Kit オールインワンソリューションは少し前から市場に投入されており、専門知識なしで AI ベースの画像処理を利用するための基盤となっています。
「弊社は成長と画期的な製品の開発を継続し、将来にわたって信頼できる強力なパートナーであり続けます」と業務執行取締役 Daniel Seiler は説明します。「2019 年はインフラストラクチャに大きな投資を行ったので、受注量の増加や今後の需要の増加にうまく対処できる準備は整っています。」
新しいイノベーションおよびテクノロジーセンター「b39」は下半期中に入居できるようになります。200 名の従業員が勤務するこの 4,500 平方メートルの複合施設には、IDS Imaging Development Systems GmbH の他に、兄弟会社 IDS Innovation GmbH が主な利用者となり、デジタルプロフェッショナル、方法論および技術的なスキルの指導を専門とする「b39 Academy」を運営します。