
IDS peak 1.3 リリースノート
はじめに
これらのリリースノートでは、IDS peak 1.3 の変更点を説明します。uEye カメラ (IDS Software Suite) と IDS peak cockpit の新しいプレリリースのサポートが追加されてます。
IDS peak 1.3.1
全般的な改善
- RGB10p32 ピクセルフォーマットのガンマサポートを追加しました。
- Windows 32 ビット:IDS peak 1.3 の下位互換性の問題を修正し、"__stdcall calling convention" が再度機能するようになりました。
- コマンドチャネルのパケットサイズを大型化し、GigE Vision ファームウェアアップデートを高速化しました。
ステータス:2021-08-24
IDS peak 1.3
新機能および変更された機能
Windows:uEye カメラのサポート (IDS Software Suite)
バージョン 1.3 では、uEye 転送レイヤーを IDS peak のカスタムインストールによってインストールできます。IDS Software Suite 4.94 以上のインストールと組み合わせると、uEye カメラ (UI モデル) の基本機能が IDS peak でサポートされるようになります。カメラを開き、画像撮影を開始し、カメラをトリガーしてフラッシュ出力を操作できます。
IDS peak IPL (Image Processing Library)
- IDS peak IPL の機能を使用して、画像データにガンマ補正を適用できます。
- ディベイヤーアルゴリズムが追加で IDS peak IPL に導入されました。
プログラミングサンプル
プログラミングサンプルが拡張され、エラー処理が改善されました。
C++ の新しいプログラミングサンプル
open_camera_load_userset_default |
カメラを開きます。すると、ユーザーセット「Default」がロードされ、アクティブになります。 |
uEye XLE USB 3
uEye XLE USB 3 カメラファミリーは、10 ビットおよび 12 ビットの IDS 固有のピクセルフォーマットをサポートします。これにより、ディベイヤーやその他の色変換、回転、反転など、IDS peak IPL のすべての機能にアクセスできます。IDS 固有のピクセルフォーマットは、IDS Vision Cockpit や、IDS peak Cockpit のプレリリースバージョンで使用できます。ピクセルフォーマットの ID は今後のバージョンで変更される場合があります。
全般的な改善
- Windows で、Python バージョン 3.9 がサポートされるようになりました。
- 16k ジャンボフレームがストリームチャネルでサポートされるようになりました。
- GenTL ノードの名前が調整されました。
既知の問題
- このバージョンでは、サードパーティメーカーの製品を IDS peak で使用できるようになりました。ただし、これらの製品が常に IDS 製品との完全な互換性があるかは保証されません。一部のメーカーは転送レイヤーで機能をブロックしたり、GenTL 規格を別の解釈で実装したりすることがあります。
- IDS Vision Cockpit を開いた後にネットワークアダプターが追加、削除、アクティブ化または非アクティブ化された場合、IDS Vision Cockpit を再起動しないと変更は表示されません。
- 複数のカメラが IDS Vision Cockpit のタイルビューで開いている場合、下部にスクロールバーは表示されません。
ステータス:2021-06-21