Ensenso X series

3D オンボード処理を搭載した Ensenso XR

Ensenso 3D カメラによる制限のない 3D ビジョン

N シリーズおよび X シリーズのモデルとは異なり、 Ensenso XR ステレオカメラはそれ自体で 3D 点群を計算し、ギガビットイーサネットまたは WLAN 経由でホスト PC に送信し処理できます。データ転送に WLAN を使用する場合、カメラに接続する必要があるケーブルは 1 本だけです (電源用)。VISION では、新しいカメラシリーズの機能プロトタイプを展示します。

Ensenso XR カメラは、X シリーズのモジュール型コンセプトと高精細の画像撮影を取り入れています。これらのモデルとは異なり、新ファミリーでは、3D 点群の計算にホスト PC を必要としません。その代り、結果を直接転送します。このため、帯域幅への負荷が低減し、接続先の PC の計算負荷も減少します。

Ensenso X series

このような利点は、マルチカメラシステムでは特に有益です。帯域幅や接続先 PC への負荷はこのような事例の成功に対して重要な要素だからです。3D データの生成も高速になるので、ビンピッキングなど、最大限のサイクル数を目的とする用途にもメリットがあります。