あらゆる環境に対応する1.2MPの ToF 3Dカメラ Nion、新登場

ミラーリング機能付きIDS ToFカメラNion

次世代のTime-of-Flight

Nionは1.2 MP(@30 fps)の優れた空間解像度と信頼性の高い深度精度を兼ね備えており、困難な環境でも詳細な3Dデータを提供します。堅牢なIP67規格の筐体に収められており、直射日光の下でも安定した深度情報を提供します。射日光下でも安定した深度情報を提供します。微細構造の撮影やコスト効率の良い3Dキャプチャなど、高精細さと信頼性の高い深度データの両方が求められる用途に、Nion は最適なソリューションです。

IDS ToFカメラNionの分解図

Nion は、iToF カメラの新スタンダードを打ち立てます

onsemiのHyperlux IDファミリーに属する高度な1.2MP 間接ToF センサーAF0130を搭載したNion は動く物体のある環境でもリアルタイムで高解像度の3D深度データを提供します。

この方法では、距離は個々の光パルスの直接的な伝搬時間によって決定されるのではなく、送信と受信の間で変調された光信号の位相差から間接的に算出されます。この測定原理により、センサーのすべてのピクセルについて深度情報を同時に取得できます。そのため、高フレームレートで動きのあるシーンを確実に捉えることができるコンパクトな3Dカメラに特に適しています。

細部までしっかり捉える、高いXY解像度

1.2メガピクセルのNion深度センサーは、市場の多くのVGAセンサー搭載ToFカメラに比べ、最大4倍の空間解像度を提供します。これにより、3D画像内の物体がより精密に解像されます。エッジがより鮮明に映し出され、小さな物体もより確実に検出・測定が可能となります。

3Dデータ例を見る

黄色とオレンジのドットに緑のToFアイコン
フォークリフトのモノクロ写真。

変化する照明条件下でも、安定した性能を発揮

周囲の光の心配は無用です。Nionは、薄暗い場所でも、人工照明下でも、日光の下でも、常に信頼性の高い深度データを提供します。そのため、Nionは照明条件が変化する環境での使用に最適です。生産現場から部分的に日陰になる屋外エリアまで、幅広い用途に対応します。

動いていてもブレのない深度画像

Nion iToFセンサーは、グローバルシャッター、ピクセル内メモリ、および高速読み出し構造を組み合わせています。これにより、すばやい動きも確実かつシャープに撮影できます。深度計算はセンサー内部で直接行われます。リアルタイムで、遅延なく、外部処理を必要としません。

IDS ToFカメラNionがベルトコンベア上の小包をチェック

屋内・屋外での使用を想定した設計

Nionは940nm波長範囲のアクティブレーザー光で動作し、onsemi AF0130センサーの分光感度に最適化されていますこれにより、人工照明下の屋内でも、日光の当たる屋外でも使用可能となり、1台のカメラで両方の環境に対応できます。

曇り空の前で水滴を撮影したIDS ToFカメラNion
複数のIDSカメラがベルトコンベアを監視

IDS peakとGigE Visionにより、ソフトウェア統合も簡単です。

ユーザーフレンドリーなIDS peak APIとGigE Vision規格の組み合わせにより、高解像度と効率が求められる幅広い3Dアプリケーションにおいて、迅速な統合と柔軟な使用が可能となります。

テクニカルティップス: IDS peak CockpitでのNion 3Dカメラのセットアップ

Nion 3Dデータ

箱に入ったさまざまな物体のカラフルな3D点群

箱の中身:輸送箱内にある大小さまざまな形状の物体を識別し、完全性を確認。
1.5メートルモード、1.2 メガピクセル解像度で撮影。

距離
500 - 840 mm
動作モード
Uar1500QuadVGA
フライングピクセルしきい値
49
ノイズフィルターレベル
16
信頼度しきい値
250
露出時間
0.5 ms
デジタルゲイン
1
アナログゲイン
1
隆起のある分割トレイのカラフルな3D点群

仕分けトレー:検出・識別・ピッキング作業用のさまざまな部品(高さ 3〜6 cm)が詰められている仕切り棚のある箱。
0.75メートルモード、1.2 メガピクセル解像度で撮影。

距離
440 - 540 mm
動作モード
Uar750QuadVGA
フライングピクセルしきい値
2.19
ノイズフィルターレベル
32
信頼度しきい値
15
露出時間
0.5 ms
デジタルゲイン
2.0
アナログゲイン
1.0
さまざまな高さに位置する物体のカラフルな3D点群

幅広いボリューム:壁の前にさまざまな大きさの段ボール箱とケーブルドラムが置かれている、幅 2 m、高さ 1.3 m、距離 1.5 mの視野内。
6メートルモード、VGA 解像度で撮影。

距離
1000 - 1600 mm
動作モード
Uar6000VGA
フライングピクセルしきい値
22
ノイズフィルターレベル
8
信頼度しきい値
100
露出時間
0.5 ms
デジタルゲイン
4.0
アナログゲイン
1.0
プロペラのカラフルな3D点群

回転ファン:直径 120 mm、7 枚羽根のファンが 600 rpm で回転している瞬間のスナップショット。
30 fps、0.75メートルモード、1.2 メガピクセル解像度で撮影。

距離
550 - 600 mm
動作モード
Uar750QuadVGA
フライングピクセルしきい値
20
ノイズフィルターレベル
16
信頼度しきい値
85
露出時間
0.2 ms
デジタルゲイン
6.0
アナログゲイン
1.0
青い背景の前に置かれたグリッパー上のIDS ToFカメラNion

Nionの技術詳細

プロジェクトを計画する

Nion の特長とその性能

Nionが提供する新たな可能性を、まずは簡単にご紹介します。iToF技術の利点について学び、IDS Cockpit内で3Dワークスペースをキャリブレーションし、3D画像を撮影することがいかに簡単か、ぜひ実感してください。

01:03 - 3Dイメージング技術の概要
04:24 - なぜタイム・オブ・フライト(ToF)なのか?
06:25 - iToF技術の主な利点
06:46 - IDS Nion:特長、メリット、用途
10:28 - 簡単なソフトウェア設定とワークスペースキャリブレーション
12:12 - 実践的な応用例

ToFが高解像度に進化

最新のiToF技術により3D画像処理がどのように進化しているか、技術記事をご覧ください。

ファンホイールの3つの異なる表現
回転する直径140mmのファンホイールを、距離40cm・400rpmで撮影した3D点群(左)、深度画像(中央)、輝度画像(右)

NionのTime-of-Flightに関する知見と実世界での応用

NionのToFカメラが、高解像度の3Dデータ、屋外での高い耐性、そして高速で動く対象や困難な用途においても信頼性の高い結果をどのように実現するのかをご紹介します。

00:51 - OnSemi Hyperluxセンサー搭載Nionの紹介
02:48 - ToF技術と移動物体
04:15 - 実際の活用事例
10:46 - Nionカメラの機械的詳細
11:45 - ソフトウェア
12:45 - 使いやすいIDS peak Cockpit
13:20 - まとめ

Nion 3Dカメラは以下の賞を受賞しました

IDS Nion ToF 3Dカメラが「Vision Systems Innovators Award」を受賞